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空間情報事業部の岩本さんと応用技術測量部の市川さん。普段は所属する課が違い、オフィスですれ違う程度の関係でしたが、二人に共通する「鉄道好き」という一面をきっかけに、今回初めてじっくり話していただくことに。
スマホに収めた自慢のジオラマ写真を見せ合いながら、現場の裏話、そして趣味と業務を掛け合わせたコラボ企画まで、部署の壁を越えて盛り上がるリアルトークをお届けします。
まずは模型トークからスタート。スマホに映し出された写真を見ながら、お互いのこだわりを次々と披露します。
岩本さん:Zゲージ珍しいですね?
市川さん:はい、周りにもあまりいなくて。Zゲージはコンパクトで助かります。
岩本さん:確かに小さい分、詰め込むのが大変ですけど、その分ディテールの表現にメリハリが出ますよね。長編成でも部屋の隅で楽しめるのは大きいです。
市川さん:狭いスペースでも楽しめますよね。
岩本さん:本気出してNゲージやり出したら部屋の半分くらいを占めてしまうこともあって…笑
市川さん:まさにそこが決め手でした。家族に『スペースが…』と言われたので調べたらZゲージがあって、その狭いスペースで楽しめるところにハマったんです。
岩本さん:ラインナップがまだロクハンという会社しかないですよね?
市川さん:そうなんです。昔は食玩という形態で売っていました。ロクハンが出る前に。なので昔は食玩のキットを集めていました。今、私は社員寮で住める期間も限られているため、広げないようにしています。広げだすともう止まらないのでセーブしています。笑
スマートフォンに映し出されたお互いの作品写真を見て、思わず驚きの声が上がります。細部までこだわった板材の質感や、路面の凹凸まで手作業で仕上げた職人技に注目です。
スマホに映るジオラマ作品を見ながら、「これ、フルスクラッチって本当ですか?」と驚く市川さん
市川さん:岩本さんは実在する駅を参考に作られているんですか?
岩本さん:はい。最初に住んだ場所が町屋駅だったんですけど、その周辺を作りました。
市川さん:(写真を見せて)すごいですね。高架駅の様子がよくわかりますね。
岩本さん:都電があって、それも好きで作りました。全部、板から作っています。
市川さん:えっ、フルスクラッチですか? それはすごい。いや、もう敵いませんね。私はここまでやろうとは思いません…。これがやっぱり、こだわりの深さの違いだと思います。こだわるところにこだわっていくと、もう止まらなくなっちゃうんですよ。笑
岩本さん:これはA1サイズ(841mm × 594mm)で、都電の路面軌道を1周させても窮屈にならないサイズ感です。あとは、王子の飛鳥山という桜がいっぱいあるところわかりますか?
市川さん:あー王子駅の渋沢栄一の記念館のあるところですよね?学生時代に巡見で行きました。あそこは綺麗な斜面になっているので、地形を見に行った記憶があります。
市川さん:橋梁の架け替えは衝撃でした。仮線の軌道センターを出す作業だったのですが、まだ杭打ちの経験がほとんどなかったので、正確に打ち込めるか不安でした。バラストに木杭を打つ際、ハンマーが万が一レールに当たったらまずいと思って、すごく慎重になりました。
岩本さん:木杭の打ち方もほぼ分かってなかっただろうし、大変な現場でしたね。指定の場所に打たないといけないので、力任せにやればいいというわけでもありませんし。
市川さん:コントロールが難しいのと、他の物を損傷しないように気をつけながらで、変に力入れると杭が割れちゃうんです。
岩本さん: 相番の工事だと、軌道屋さんがもう何百人といて、その人たちが線路を動かすんです。位置を決めたらレールの下にジャッキを仕込んで上げていきます。指定の高さがあるので、その高さになるまで器械(レベル)で見て、誘導するという仕事があるんですけど。レベルの目盛りを見ながら、あと何センチ、何ミリですよと。上げ過ぎちゃうとそのあと下げられないので、一発勝負の緊張感。間違えちゃいけないプレッシャーはありますけど、上手く終わって良かったなというのが、最近の出来事です。
岩本さん:人の力で線路が動かせるというのを目の当たりにして感動しました。今までは映像でしか見たことがなかったので。令和の時代の仕事とは思えない光景で、そこだけ昭和のような雰囲気でした。
市川さん:私はまだ実際に見たことないんですけど、何か機械使うのかなと思っていたら、全部人力なんですよね。
岩本さん:2~3メートルしかずらさないような場所では、重機を使うよりも人力の方が効率が良いといった判断のようです。人の力の偉大さを感じるから、万博とかでこういう展示あっても良いんじゃないの?って思いました。
市川さん:インフラを支えるという意味では、そのような展示があってもよさそうですね。
岩本さん:点群をたくさん撮っているので、個人的にモデル化して3Dプリンターで立体的にしたいなと。
市川さん:完成立体模型にすれば分かりやすそうですね。
岩本さん:覚悟は必須です。想像以上に時間も体力も使います。それに、うちの部署は優秀な人ばかりなので、『これくらい頭が切れないと足手まといになってしまうのでは…』と最初はプレッシャーを感じました。特に夜勤では、作業時間が短いので皆ピリピリすることもありますし。
市川さん:私も最初の頃は、『機械を設置するのが遅い、もっと早く』と指導されました。
岩本さん:はじめはできなくて当然ですけど、続けて慣れるしかない。
市川さん:早く作業できるようになるための努力や、無駄な動きを省くことを常に意識していました。意識しないと、なかなか改善しないので。
岩本さん:最初の2年くらいは、きついと感じるかもしれませんが、慣れて頑張っていくしかありません。頑張れる人には、ぜひ頑張ってほしいです。もし大きなギャップを感じるのであれば、早いうちに見切りをつけるというのも一つの選択肢だと思います。きつい時期を乗り越えたら、この仕事が楽しいと思える瞬間が増えてくると思います。
市川さん:あと、測量は「測る」だけじゃありません。図面から必要情報を読み取って、現場に落とし込む力も大事です。
──以上、部署を超えた二人の“鉄道愛”クロストークでした。趣味と仕事が交わるリアルな現場の声、いかがでしたか?
写真ひとつで盛り上がるほど、「好き」があれば部署の枠なんて関係ありません。
趣味の話題が仕事の原動力となり、同じ熱量を分かち合える仲間がここに揃っています。
大変さを乗り越えた先には、かけがえのない達成感が待っています。
先輩社員やチームのフォロー体制が整っており、実務を通じてイチから学ぶことができます。実際に文系出身の社員も活躍しています。
鉄道の運行に影響がない時間帯に作業を行うため、夜間や早朝作業が一定数あります。ただしシフトや休暇はしっかり管理しており、連休を取ることも可能です。
路線の構造や運行スケジュールに関する理解は、測量計画を立てる際に役立ちます。また、「好きだからこそ細かい部分まで気を配れる」という意見も多いです。
測量士補としてスタートし、測量士の資格取得を目指せます。その後は主任やプロジェクトリーダーとしてステップアップ可能です。
採用までの流れとしては、採用責任者+現場責任者における面接が行われ、条件が合えば晴れて採用となります。いきなり面接では不安な方は「プレ面談」という選択肢もあり、そこでは選考とは別に雑談しながら会社説明を受けられます。
求人は定期的に更新される可能性もありますので、興味がある方はぜひこまめにチェックしてみてください。
募集対象 | 高校・専門学校・大学 既卒者(各種経験者は優遇いたします) |
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勤務地 |
東京都台東区東上野1-26-8 【交通手段】 ・JR「御徒町」駅徒歩4分 つくばエクスプレス他「新御徒町」徒歩1分 各線 上野駅 徒歩10分 |
勤務時間 |
8:00~17:00→実働8時間(休憩60分) 20:00~翌5:00→実働8時間(休憩60分) ※夜勤は短縮労働もあります |
給与 |
200,000円以上/月 前職・経験等を考慮し、話し合いの上決定 試用期間3カ月あり(条件に変更はありません) 30歳 経験者年収実績 ・1年目 390万 ・2年目 470万 ・3年目 500万 ・5年目 520万 |
昇給 | 年1回(4月) |
休日休暇 |
土曜・日曜・祝日 【昨年実績】 |
保険 | 健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険 |
諸手当 | 【交通費】全額支給 【残業手当】全額支給 【深夜勤務手当】給与÷20日×1.25 【休日出勤手当】給与÷20日×1.25 【職務手当】主任:1万円、係長:2万円、課長補佐:3万円、課長:6万円 【運転手当】現場への運転時は残業代になる 【現場手当】現場作業1日につき400円支給 【夜食代】 夜勤作業1日につき500円支給 【住宅手当】 持ち家:2万円(配偶者がいる場合)/借家1万5千円 家族手当 配偶者:5千円/月 子供:1万円/月(1名につき) 【資格手当】測量士:1.5万円/月 測量士補:5千円/月 1級土木施工管理技士:1万円/月 技術士補:5千円/月 |
待遇・福利厚生・社内制度 |
・資格支援制度 測量士・測量士補に合格の時、試験費用を負担します ・社員寮完備(単身1R) 3万円/月 ・保養所(新潟県湯沢/静岡県伊豆稲取) ・作業着他 各種備品貸与(電卓・事務用品等) ※本人に負担していただく物はありません。全て会社より貸与いたします。 ・退職金制度 3年経過以降支給。詳細は会社規定による ・社内勉強会制度 年2回技術向上を目的とした勉強会を実施しています |
ビッグ測量設計は1980年に設立された会社で、とりわけ鉄道工事測量においては関東主要駅の工事のほぼすべてに関わるなど実績が豊富です。 まだ導入企業が少ない3Dレーザースキャナーをいち早く取り入れたことも特筆すべき点で、先端技術を学べる土壌も整っています。
技術・スキルだけでなく、人として成長できるのも見逃せません。 その背景には、「優しさ・思いやり」という理念が浸透しているからでしょう。 決して驕らず、一緒に仕事をする相手を思い、建築物の利用者を思い、日本の未来を思う…。 単なる測量士ではなく、先端技術を身に着けて時代を動かし、人として尊敬される測量士へ。 本当のプロフェッショナルになれる場所、ビッグ測量設計で働いてみませんか?