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測量士補の資格を取得し、測量士を目指そうと考えている方も多いのではないでしょうか。本ページでは測量士と測量士補の違いを具体的にまとめました。
測量士と測量士補は、どちらも道路や建設現場の測量業務を担う国家資格ですが、請け負える業務に違いがあります。 法律上では、以下のように仕事内容の区分が分けられています。
つまり、測量士補は測量士のサポートをする役割になります。実力に応じて業務範囲が異なることもありますが、基本的には、測量士の方が待遇が良い傾向にあります。
測量士の資格は測量士補よりも難易度が高い傾向にあります。測量士補が合格率20%程度なのに対し、測量士は約10%と非常に狭き門。(※)さらに、測量士は受験資格が存在するため、誰でも受験できるというわけではなく、以下いずれかの条件を満たしている必要があります。
(※)参照元:国土地理院(https://www.gsi.go.jp/soumu/soumu20230711_00005.html)令和5年測量士・測量士補試験の合格者数より
測量士の試験内容は、測量士補の試験内容に加え、「法規に関連する国際条約」や「地理情報システム」などの項目が追加されます。
さらに、新技術に関する問題も出題されることから、測量士補の試験よりも実務に近い試験になっていることが特徴です。測量士補として経験を積んでから測量士の資格を取得することで、実務をイメージして試験に臨むことができるでしょう。
測量士は、チームで建築土木などの現場に行き、計画書通りに測量を行います。 チーム編成によって異なりますが、測量士はチームの責任者として、計画立案からチームメンバーへの指示をしながら実務にあたることもあります。
測量を行う場所は、町中だけでなく未開拓の土地も多く、現場に行くまでに長時間かかる場合もあります。 そのため、実務以外にもチームメンバーの労務環境や健康管理も必要になります。
計画書の作成や、測量データなどをまとめて図面を作成するだけではなく、予算管理・機器調達・測量計画・製図・測量データ分析などすべて測量士の仕事です。
また内業の一部として、地方自治体の測量課や民間のディベロッパー・設計担当などの担当者と打ち合わせをすることもあります。
要望を整理し、計画を立てることも測量士の仕事です。
測量士補の仕事内容は、主に測量士の指示を基に測量やデータ解析を行います。 基本的には測量士と大きく変わらず、屋外で専門の機器を用いて測量したり、オフィス内では機材の調達や測量計画の立案、測量したデータを基にした測量図の作成、測量データの解析を行います。
測量士と業務内容が大きく異なることはありませんが、業務の責任範囲や企業の待遇は大きく変わります。
実務経験を積みながら「測量士」を目指しましょう!
測量士と測量士補の違いを紹介しました。まずは測量士補の資格を取得するだけでも、測量業界への転職は有利になります。測量士の資格を取得していなくても就職できる企業も多数ありますので、ぜひ実務経験を積みながら測量士の資格取得を目指すと良いでしょう。
測量士の資格を取得することで、より社会に貢献できるだけでなく、自身のキャリアアップや年収アップにもつながります。
本サイトでは、測量士の魅力や、未経験からでも測量士を目指せる会社を紹介していますので、ぜひご覧ください。
ビッグ測量設計は1980年に設立された会社で、とりわけ鉄道工事測量においては関東主要駅の工事のほぼすべてに関わるなど実績が豊富です。 まだ導入企業が少ない3Dレーザースキャナーをいち早く取り入れたことも特筆すべき点で、先端技術を学べる土壌も整っています。
技術・スキルだけでなく、人として成長できるのも見逃せません。 その背景には、「優しさ・思いやり」という理念が浸透しているからでしょう。 決して驕らず、一緒に仕事をする相手を思い、建築物の利用者を思い、日本の未来を思う…。 単なる測量士ではなく、先端技術を身に着けて時代を動かし、人として尊敬される測量士へ。 本当のプロフェッショナルになれる場所、ビッグ測量設計で働いてみませんか?